山口功のブログ課外授業の害

課外授業の害

このところ、高校などでの課外授業というのが、やたらと多い印象を受ける。

私が高校のころは、そんなものは確かなかった。
あ、そういえば、英語の定期テストの成績が悪すぎて、残らされて、単語とか覚えさせられた記憶がかすかにある。

でも、それも、数回もないだろう。

学習というのは、受験勉強だろうがなんだろうが、自分で勉強し始めたときに大きな成果につながる。

高校生であっても、人に習っている時間と同じくらい、一人で勉強する意気込みが必要だ。
一人で勉強を続ければ、自分にあったトレーニングメニューも開発できる。
それを、生活に取り入れる、そして、ルーティン化して、量を投入する。
どうしてもわからないところは、あとで、先生に質問する。

そういう精神のある生徒にとって、課外授業を増やすのは、百害あって、一理…くらいはあるかもしれないが、プラスマイナス99害である。

無理矢理授業に付き合わせて、一人で効果的に勉強することのできる生徒の足を引っ張ることになる。

レベルの高いクラスになればなるほど、授業は減らして、早く帰すか、自習室でも提供するべきだろう。
「一人で勉強できないやつは、結局伸びない!」
学校側は、そういうメッセージを発信するべきである。

一方、やる気のない生徒に対してはどうか?
はっきり言って、授業時間数をいくら増やしても、自発的に取り組む姿勢がないと、成績は伸びない。
それは、私の経験上、断言できる。

罰ゲーム、ペナルティーとして課す授業という見方なら、まあ、わからなくはない。
時間が拘束されるのが嫌なので、次は、最低限頑張ろうという気になるかもしれない。

しかし、それ以上の効果はないし、学習の本質からは遠ざかるばかりである。

課外授業は、学校側の自己満足的な要素がけっこうあるのではなかろうか。
とにかく、おせっかいすぎて、かえってよくない結果をもたらしているような気がしてならない。

category
雑記

Comment

Trackback

http://zengonokenzya.blog21.fc2.com/tb.php/698-dac4d438