山口功のブログ都市部と地方

都市部と地方

私は、都市部で生まれ育ち、現在は地方で住んでいる。

具体的には、東京都から山口県という拠点の移動である。

山口県に来て感じた、東京との大きな差は

1 大人がみんな車の免許を持っていて、かつ、ほぼ一人一台自分の車を持っている。(よって大人が在来の電車に乗る機会は皆無に等しい)
2 実店舗で実際に見れる商品の幅が格段に少い。(画材・登山用品・少し高いヘッドフォンなどは現物を見て買うのが不可能)
(3) TOEICテストの回数が格段に少ない(今はその当時より倍に増えたので、この問題はほぼ解消された)

で、あった。

しかし、こちらでよく言われる、

東京の方が「給料が高い、仕事が多い」という感覚は、全く共感できず。
東京で時給換算で500円交通費なし、振込手数料まで引かれる、時にはその給料すら出ないという状況も2年間経験したし、仕事のオファーは結局それしかなかったし、周りを見ても高給取りで、引っ張り凧という人はちょっと見つかりそうもない。
先生業は、生徒の数より先生をできる人の数が多いので、地方に比べると生徒の数は増やしにくい。
個展をやったところで、来るのは知り合いがほとんどだし、知り合いが少ない人は個展やっても人が来ない。
また、これまたよく言われる「チャンスが多い」と言うのも、実のところよくからない。
チャンスを求めるなら急成長中のインドとか、当面は超大国であり続けるだろうアメリカとかへ行ってみる方が楽しいかもしれない。
日本国内は、かなり均一に感じて、わずかな差しか存在しないような気もする。

美術分野だからそうい状況で、別のジャンルの専門家にとってはガラッと状況が違う、などということはあるだろう。

ただ、最近感じるのはほとんどの人が「ここはダメで、東京は良いはずだ」と思い込んでいることが、元気をなくす原因になっているのではないかということ。
自分自身をダメなやつだと思っていれば、自然と元気が無くなって、チャレンジもしなくなる。
それが、県単位で起きている可能性がある。

地方都市に住む人の過半数が、どんどん新しいことをやってやろうというチャレンジ精神に満ちていたら、はじめはカラ元気であってもほどなく、本当に元気になるだろう。
もしかしたら、博多なんかはそんな推進力が働いているのかもしれない。
もともと重要な都市だが、元気の良さはこのところ日本一と聞く。そんな噂がさらに博多を元気のいい都市に成長させているのかもしれない。

そういう圧倒的で集団催眠的な、仕掛けが山口県でもできれば、おもしろいことになるのですけどね。
いずれにしても、どこにいようと、自分の能力と可能性を信じて、その道を進むのが一番で、進むべき道もないまま「成功しやすい場所」ばかり気にするのは不毛だ。

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雑記

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