山口功のブログ2017年11月

歴史能力検定試験 日本史 2級 攻略 体験記

ひょんなことから、歴検日本史2級を受けてみようかと思ったのが、2016春。

中学以来、日本史には無縁の人生を送っていたが、わずかながら日本史の知識は持っていた。

卑弥呼、古墳、大化の改新、平城京、平安京、(いい国作ろう)鎌倉幕府、金閣寺、室町幕府、織田信長、関ヶ原の戦い、平賀源内、日露戦争、大正デモクラシー、太平洋戦争、マッカーサー

などの、単語を知っていた。(漢字が書けるかは別にして)

しかし、このように順番に並べることはできなかったと思う。
平城京と平安京のどちらが先か、鎌倉幕府と室町幕府のどちらが先か、・・・自信をもって答えることができなかった。
そして、防人をなぜか「モリト」と勘違いして読んでいた。(後から考えたが、これはシドニアの騎士の影響で混同したのだろう)

つまり、日本人としては、かなり日本史を知らない人であった。

どんな教材で勉強して良いかわからなかったので、「武田塾(日本史の勉強法)」という入試教材を解説している動画を見る。
その動画で、まずはこれで流れを掴め、みたいな感じで紹介されていた

「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【改訂版】」(3冊)

を買って、その付録で付いていた講義のCD3枚を流し聞きした。
そして、2016秋に受験して、4割にすら届かず。

このCDは非常にコンパクトにできていて、優れた教材であるが、さすがにそれを流し聞きした程度では歯が立たたない。
(というか、これは勉強しているとは言えないのである。この時は、試しに受けてみるという姿勢で試験を受けたのである)

きちんと勉強しないとだめだと、決意をして、本格的に勉強を開始したのは、さらにその半年後の2017年6月である。

まず、受験用(センターレベル)の問題集、

「スピードマスター日本史問題集―日本史B」

を、1歩進んで2歩下がるみたいなやりかたで。1日3つずつこなしていった。
6月1日は123を解く、6月2日は、234を解く、6月3日は345を解く、といったペースである。

もちろん、1周目はほとんど何もわからないので、答えを見ながら確認していくような状況になる。

7月は2周目、1日4つずつ、1歩進んで、3歩下がる。
8月は3周目、1日5つずつ、1歩進んで、4歩下がる。

この頃「ムンディ先生の日本史ストーリーノート」という動画を発見して、それを見始める。

9月はスピードマスター4周目、8月と同じペースで回す。

この辺りになる、8割くらいは出てくるようになる。

10月は、「スピードマスター」は少し減らして(3か4つずつにして)、過去問に手をつける。

過去問は最新の
「歴検実戦!テスト形式過去問題集2級日本史」

それから、少し古い
「歴史能力検定 2級日本史過去問集〈Part2〉」

を購入していたが、いずれも分量は5回分

主に「実践!」の方を細々と解いたりする。

あとは、「大学入試センター試験実戦問題集日本史B 2017」を解説が多かったし、安かったので買ってみて、サプリメント的に勉強中の時代などを解いたりした。(結局これはつまみ食い程度しかできなかった)

11月に入ったら、「スピードマスター」はやめて、過去問に力を入れる。
ダミーの選択肢も吟味して、この部分がこうなってたら、これも正解になるな〜。
などと、丁寧に接して、過去問集2冊と、2016年に受けた問題の11セットを日々1.5セットくらいのペースで取り組んでいく。

11月中旬からは1日に2セットか、2.5セットくらいこなし、最終的にこの11セットを5周回した。
流れが怪しげなところは、「なぜと流れ」で確認、

語句レベルで怪しいところは、「日本史B一問一答【完全版】2nd edition」で確認。

ちなみにこの本は索引が引きやすいのと、ふりがなが充実している点で素晴らしい。
ただし、いきなりこれに噛り付いたら挫折すると思う分量。

料理している時、食事している時、お風呂に入っている時など、耳が空いている時は、
「ムンディ先生の日本史ストーリーノート」を聞きまくった。

11月入ってから、覚えておいたほうがいいな、と思うものはルーズリーフに書き出した。
これは「玉先生の炎の暗記プリント」を参考にしたが、実際は、いちいち調べて書くという作業自体が記憶の定着に貢献した。
その日にプリントを見返している時間はあまりな取れなかった。

以上の様に学習を進め、半年で、歴検日本史2級合格圏内に到達した。

時間的には、6月〜9月は1日1時間程度、10月は2〜3時間、11月は4〜6時間くらい、投入したことになる。

トータルで、315時間くらいかな。

たまたま見付けた、堀場浩信さんの記事で、
(2級合格は)「知識0から学習する場合、300時間程度」
と書かれているが、それに、ほぼ一致する。

私の体験が、これから歴検2級の勉強をされる方の参考になれば幸いである。


◇ 参考図書、動画

武田塾(日本史の勉強法) (YouTube)

金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【改訂版】 原始・古代史
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【改訂版】 中世・近世史
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【改訂版】 近現代史

スピードマスター日本史問題集―日本史B

ムンディ先生の日本史ストーリーノート (YouTube)

歴検実戦!テスト形式過去問題集2級日本史 (過去問)
歴史能力検定 2級日本史過去問集〈Part2〉 (過去問)

大学入試センター試験実戦問題集日本史B 2017

日本史B一問一答【完全版】2nd edition

第24回玉ラジオ「覚えにくいもんは炎の暗記プリントで」 (YouTube)
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雑記

第36回歴史能力検定試験 日本史2級 (2017年11月26日) 感想

本日、35回歴検(日本史2級)を受けてきた。

この試験は、問題用紙の持ち帰りのみならず、テスト終了時に解答解説まで配られるという至れり尽くせりである。
その解答解説みつつ、確認したところ、間違えなく合格できる程度の正解率であった。

問題はそれなりに簡単なものもあり、かなりレベルの高いものもある。
その難易度のばらつき加減がほどほどで、それでいて奇問はなく、よくできている試験だと思った。

例えば、

卑弥呼は、親魏倭王の称号を得た
1万石未満の武士で、御目見得が許されているのは、旗本
田中角栄、次の総理の時にロッキード事件で捕まる

というような知識が試されている問題が出たが、これはやさしい。

日本型中華思想の従属国とみなした国で、698年に建国されたのは、渤海
康勝が作ったのは、興福寺空也上人像
県令三島通庸の圧政に対して農民が反発したのが、福島事件

このような知識が問われるものは、難易度高めと感じる。

その他、よくみたら簡単なのに、そこに気がつかずに4つの選択肢の間を行きつ戻りつ悩み、間違えたりしたものもあった。
あとから、解説読んで「え、そんなところが、なんだ〜」みたいな感じである。
4択問題ならではの難しさというか。

あと、漢字で記入しなくてはならない問題があり、恥ずかしながら「擾乱」と「大隈重信」の漢字を間違えて2問落とす。

問題は50問全てに取り組むことができたが、時間的には思ったよりもタイトに感じた。
スラスラ解けば、だいぶ余るような時間設定であるが、迷ったりしているとギリギリになるような、感じか。

まあ、何にしても合格できる程度の正解率は出せたので、ホッとしているところである。

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雑記

20th アニマート展 (ギャラリーアーク・横浜市)

展覧会の告知です。

第20回アニマート展
2017年12月7日(木)〜12月16日(土)
11:00〜18:00 (最終日は17:00まで)


ギャラリーアーク
横浜市中区吉浜町2-4アクシス元町1F

展覧会詳細
ギャラリーアークのトップページ

30人ほどのグループ展です。
私は、小品4点+記念特別展作品1点、を出品しております。
お近くの方はぜひお越し下さい。
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美術

やるべきことを自分で決める習慣

学校や会社がやることを提供してくれるのは、楽なところもある。
自分で、何をすべきかを考えなくてもいいから。

長らくそのような生き方をしていると、自分でやるべきことを決めることができなくなる。

大学に入った途端に無気力になったり、
失業したり、定年退職した後、燃え尽きてぼんやりしているだけだったり、

どんな環境でも、自分からやるべきことを設定して、それに取り組んだほうがいい。

「言われていないど、自分はこれをやると決めてやっています」
と、言えるものがない人は、ある種の欠落や脆さをかかえている。

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雑記

やるべきことリスト

私は、ほぼ毎日、朝その日の「やるべきことリスト」を作る。

その日やるべきことを書く。
その内容は、面倒なことも楽しいことも、大仕事もちょっとした雑用も、とにかくその日やるべきことならなんでも書く。
例えば、

作品制作
授業をする
英単語カードを回す
筋トレ
ストレッチ
日本史の勉強をする
DVDをツタヤに返す
自転車に空気を入れる
○○さんに連絡
付箋紙を買う
○○の企画書を書く
冬物衣類を出す
掃除機かける
放送大学の講義を聞く

などなど。

やることリストがいつも以上に多く、しかし、それを全てコンプリートした時は、いい感じの達成感が得られる。

今日は21項目、全て完了。

Good night!

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雑記

人間の衰退に気がついた方がいい

人間というのは、

身体にも、脳にも負担の少ないものを選択する傾向が非常に強い

つまり、できるだけ身体を動かないようにする。
能動的に考えたり、暗記したりは、しないようになる。

家の前に自分の車が停めてあれば、400m先のコンビニにだって車で行く。
スマホで調べればすぐに答え(的なもの)が出てくるのであれば、そもそも覚える必要はない。
周りの人が行動しているように行動しておけば、自分で何をするか考える必要もない。

身体は弱り、考えは浅くなり、文化は単一的になる。

その傾向に拍車をかけている要素はたくさんあるが、影響の大きいものから挙げて行くとすると、

スマホの普及 (現代人の新たな感覚器官)
学校教育 (生徒から考える時間を奪い続ける)(話し合いの軽視、怒鳴りつけて従わせる昔の軍隊スタイル)
地縁血縁で権力者が決まる (個人の能力は評価されない)(特に地方)(さらに悪いことに、今のところそれで成り立ってしまっているから、問題にならない)
低収入 (勉強・趣味より、家賃払えるか心配)(世代間格差大きすぎて理不尽すぎ)
自由時間の少なさ
多様化を認めない風潮 (特に地方)
車社会 (歩けるところは歩け!)(圧倒的な運動不足)

さて、どうやって迎え撃とうか。

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雑記